深呼吸

深呼吸しましょう。
「大きく息を、吸って、吐いて。吸って、吐いて。」
実は、これ、順番が違うのです。

本当に深い呼吸をするためには、まず、息を吐ききることを先に行う必要があります。
お腹を引っ込めながら息を吐いて、吐いて、吐いて、もうこれ以上は吐けないところまで息を吐ききる。
それからお腹を膨らませながらたっぷり息を吸い込みます。

これが、正しい深呼吸。
みなさんも、挑戦してみてください。

体の中にある空気を、とにかく吐き出しましょう。
呼吸と一緒に、溜まっているストレスや疲れも吐き出てくるはずです。
2、3回繰り返せば、体の中の空気が新鮮なものに入れ替わり、心も体もリフレッシュ!

副交感神経が高まり、全身の血液の流れも良くなります。
呼吸をコントロールすることで、気分もコントロールしましょう。

血液の流れを改善すると調子が良くなりますからね。
肩こりや冷え性などはともかく、体内のリンパの流れも良くなってきたという人もいるようですから、呼吸ひとつとっても疎かには出来ないということですね。

深呼吸について、詳しく教えてくれることは、学校では皆無でしたので、初めて聞く方は驚いたことでしょう。

ヨガのいろいろな呼吸法

ヨガにはいろいろな呼吸方法があって基本鼻から吸って鼻からはくんです。
以前、ヨガの先生から「片鼻呼吸」という呼吸を教えてもらいました。
その名前の通り片方づつの鼻で呼吸をすることです。

人間の脳は右脳と左脳があって、右の鼻の穴で呼吸すると左脳が活発になって。
左の鼻の穴で呼吸すると右脳が活発になります。
右脳は、論理的で判断したりすることが得意で、副交感神経を活発にします。
副交感神経が活発になるということは、リラックス状態ということです。
左脳は、直観的で想像するのが得意で、交感神経を活発にします。
逆に交感神経が活発になると、気分が活性化してハッピーで元気な気分になります。
そういうことで、左の鼻だけで呼吸するとリラックスして、右の鼻の穴だけで呼吸すると気分が上がってくるということです。
リラックスした姿勢で、背筋をのばしてそれぞの鼻の穴をふさいで、ゆっくり左だけで吸ったり吐いたりを数回。
反対も同じように行うと両方の脳に作用して、神経のバランスを整えることができるようです。
睡眠前に左がわで呼吸すると、落ち着いてリラックスした眠りにもつけるようです。
私も寝る前、布団に入りゆっくり方鼻呼吸をして落ち着いて眠りに入るようにしています。
素敵な夢が見れそうですよね。
その他にも、寝る前に落ち着く香りをかいで、体も心もおちつかせるとさらによさそうです。
でも、花粉症の時期は鼻が詰まってなかなか鼻から呼吸できなくてつらいんですが。

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