家事ノート

誰だって「一年生」というときがある。
人生では何度も訪れる。
出産したらママ一年生、新社会人、新入生、などなど。

最初は不安で、一年生ならではの悩みが尽きない。
しかし、時間が経てば次第に二年生になり、三年生になるので、一年生のときの悩みを忘れてしまう。
しかし私は一年生に対して、「今抱えている不安や悩み、分からないこと。しっかりと書き留めておいてね」と言う。

私は人の前に立って仕事を教えているが、私自身最初に戸惑ったことやできなかったこと、不安や分からないことを書いていたノートを今でもよく見返す。
そのときの心情が表れていて、理不尽なことがあったときは筆圧の強いボールペンで書き殴られていたり、急いで走り書きしたメモが残っていたり。

どんな状況だったかは覚えていなくても、何を当時迷っていたのかノートを見ればすぐに分かる。
人に仕事を教えるときに、私自身がもう社会人9年生近くになっているので新人の悩みが分からないときがある。
9年生としての立場で話しても一年生はぽかーんとするだけ。

これでは仕事を覚えてもらえないので、一年生ノートを見て、そのときに解決できなかっことについて9年生の立場で考えてお伝えしている。
一般的な見解であれば、指導者としての書籍はたくさん出ている。

迷っている上司が多いからこそ、指導のための本がたくさん出版されているのだ。
しかし自分の言葉で書き綴った新人時代のノートは、何よりも自分をずっと支えてくれるただ一冊のノートとなる。
初心に帰るための日記をつけることをすべての社会人におすすめしたい。

私から見ると専業主婦は怠惰の塊だ

英語に『ホリデー』という言葉があります。
直訳すると休日です。
辞書で調べると、「労働を離れた余暇時間で、休息または娯楽に用いられる」との事。
これは日頃働いている人のみが使ってよい言葉だという意味でもあります。

これって、専業主婦は使ってよい言葉に入るのでしょうか?
当然、家事にもいろいろあって、掃除・洗濯・料理・買い物・子育てなど、細かいことも含めればキリが無いほどたくさんあります。
我が家には子供はいないので、子育て以外の家事はやっています。
ただ、私は平日フルタイム働いているので、専業主婦ではありません。
ですが完璧とまでは行かなくても、働きながらもこれらの仕事をこなしているのです。
もちろん、土日に家事が集中するので主人も大いに手伝ってくれます。
私の周りには専業主婦の人も何人かいますが、
結構不満や愚痴を聞かされます。
内容はお金の事が大半。
そして必ず「主婦には休みがない。」と言います。
そんなにお金が無ければ外に働きに行けばいいだけの話だし、
彼女らの家に遊びに行くこともありますが、
素晴らしく家事をやっているな。と思える人は一人もいません。
むしろ我が家の方が綺麗ですし、
食事も手が込んでいるものを作っていると思います。
私の場合通勤時間も含め、約10時間は会社に拘束されます。
それでも効率よくやれば、大抵の事は出来るのです。
そう考えると、
少なくとも私の周りにいる専業主婦は毎日が休日と言えます。
なぜなら、ちょっと家事をしては休む。
これの繰り返しだと思うからです。
主婦はまとまったホリデーは取れないかもしれないが、
毎日の生活の中にホリデーがあるのです。

«