バーベキュー合コン

女友達が突然「バーベキューしよう」と誘ってきたので、「バーベキュー?あたし道具とか何もないし、女子だけだと火起こしとかできないんじゃない?」と言うと、「大丈夫!男の子5人くらい来るから」と言うのです。
どうやらバーベキュー合コンのようで、彼女の同級生が同僚を連れてくるらしく、普通の飲食店で開かれる合コンだと、あまり乗り気じゃない私でしたが、バーベキューなら楽しめそうと思い「オッケイ!参加する」と返事をしました。

当日は晴れて最高のアウトドア日和。
待ち合わせの場所には女3人男5人が集まり、川のほとりでバーベキュー合コンがスタートしました。

「暑いからさー先に乾杯しよう!」と、準備の途中で乾杯。
喉が渇いていたのでグビグビ飲んで、ふぅーと息を吐くと、こちらを見て微笑んでいる男性が。
「あ、ごめんなさい。美味しくてつい」と言った私に、「いや、すっごく美味しそうに飲む姿が可愛いなーって思って見入ってしまいました。あ、すみません、ストレートすぎですよね。」と言われ、お互いに顔を赤くしてしまいました。

「ビール好きですか?」と聞かれて「はい。外で飲むと格別ですよね」と答えると「そうですよね!本当に最高に美味しい!」と彼はゴクゴクと1缶を飲み干してしまいました。

その後、バーベキューを始め、改めて全員で自己紹介すると、同年代で話が合う人ばかりだということがわかり、その後も気使いすることなく楽しむ事が出来ました。
可愛いと言ってくれた彼とは連絡先を交換し、また会う約束をしました。

アウトドアの合コンは、素顔が見ることが出来て参加して良かったと思いました。

手ぶらバーベキュー

手ぶらでいけるバーベキューというものがあるというのを、実は結構前から聞いてはいた。
聞いてはいたが、きっとごく一部にしか広まる訳はないと思っていた。
けれども、どうやら、手ぶらでいけて片付けもしないで帰れる気軽さが受けて、思っていた以上に世の中に浸透しているようだ。

これはあくまでも一個人の意見だが、その形式だと私の求めているバーベキューとはどうもちと違うようである。
自分にとってのバーベキューというのは、小学生のときに行った、遠足とも林間学校ともつかない、あの無駄に自炊させられる思い出と共通しているのである。

やりたいともいっていないのに、強制的にカレーを作らされるあの感じ。
しかも、メニューも有無を言わさずカレーであるあの感じ。

バーベキューでも、野菜を切ったり、火の準備をしたり、肉を焼いたり、洗い物をしたり、それは半ば強制に近い労働だ。
それなのに、大勢でわやわややっている楽しさが上回って、そんな面倒なこともなんでもなくなってしまう。

その共同作業的な感覚が楽しくて、みんなバーベキューをしたがるのではないだろうか。
あの、一仕事する中で、より人と人との距離が近くなっていく感覚を得たいがために。
そこにお酒が加われば、初対面であったって一気に打ち解けること請け合いである。

少なくとも、私にとってはバーベキューとはそういうものである。
ただ楽して肉を食べながらおしゃべりをするのでよければ、別に焼肉屋でも同じことだ。
開放感はなかろうが。
ただやはり、一度手ぶらバーベキューを体験してから平等な判断を下すべきかとも思ってはいる。

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