夏バテ予防

夏バテ予防やスタミナの確保と言えば、古くは「うなぎ」を思い浮かべることでしょう。
うなぎは日本では割とポピュラーな食材です。
養殖も盛んにおこなわれているようですが、生態に関してはあまり明らかにされていません。

一説によると日本の川で生まれたうなぎは一旦海にでて深海を泳いで、川にまた戻ってくるのだとか。
深海までうなぎを追いかけていくわけにも行かないので生態がなぞといわれています。

土用の丑の日はうなぎをたべて、元気をつけようと昔から滋養の効果が認められていたそうです。
土用の丑の日という言葉があまり使われていませんが、これは各季節の最後の18日から19日のことです。
夏にだけうなぎを食べるのは最近のことのようです。

夏バテは疲労の蓄積によって、抵抗力が下がったところで、胃腸の働きが弱ったりすることが主訴であり、抵抗力の低下が様々な菌によって、悪さをすることの通称とも考えられますね。
医学的には、胃腸炎などの診断が下されることが多いのではないでしょうか。

単純に、寝不足によるビタミン補充ということが、夏バテ解消の第一手段ではありません。
睡眠不足の原因は何なのか、あるいは、消化器系統で病原菌を退治する必要は無いのかは、病院での検査によってしか判明しないものです。

そもそも夏バテと勝手に診断して、勝手に回復に良いと考えて、全く効果の無いことをしていることで、長引くというリスクもあることを知らなければならないでしょうね。

土用の丑の日

今日は、土用丑の日だ。
7月の第三日曜日が毎年そうなのだろうか。
本当に興味がなかったので、意識したことがなかった。
昨今、うなぎの乱獲によって、うなぎの価格が高騰している。

国産うなぎは手に入れることが難しい状態だという。
別に食べなくて良いし、と思っていたが、百貨店のうなぎ予約会のチラシを見てから、安直だが急に食べたい気分になった。
チラシ以外でも、明日はうなぎの日だね、という会話をふられてから、なんだか食べたい気分になったのだ。

しかし、輸入うなぎの質が大変悪いらしいという話題にもなったのだが、聞いた話がかなり衝撃的だった。
某国から輸入されるものが大半らしいが、どうもその養殖の仕方が、一部業者の話だと信じたいが、かなり雑らしい。
うなぎの稚魚に与える餌が野生動物や胎児の遺体だという。

それは都市伝説じゃないの?と思ったが、真実を知るのが怖い。
検索しようと思ったが、うっかり画像検索の結果が表示されてしまうかもしれないので、ビビっている。
そんなことを考えているだけで、食欲が若干失せてきてしまう。

どうりで「国産」の表示にこだわっているはずである。
近くにある魚屋さんでは数日前から「宮崎産のうなぎ予約開始」と張り紙をしてあった。
希望であればさばきますと書かれていたのだが、家でさばくベテラン主婦もいるのだろうか?結局、近くのスーパーで宮崎県産のうなぎの蒲焼き、1尾入って1980円のものを購入した。

隣には、980円のコーナーがあって、しかもかなり大きなうなぎ。
ふと見て見るとこちらは例の中国産コーナーだった。
噂を思い出して、足がすくんだ。

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