朝を活用
頭が働きだす時間は、起きてから3時間後からだと言われています。
ところが、最近の会社員の中では、朝に仲間と集まって自己啓発のための勉強会などに参加する動きがあります。
いろいろな職業の人との話の中で、頭が活性化されるのではないでしょうか。
朝の活動だから「朝活」と言うのだそうですが、24時間営業の喫茶店の一角などで繰り広げられているようですね。
専門のスペースを設けているお店もありそうですが、仕事の前に疲れないのかを尋ねると、より仕事にスムーズに入ることが出来るらしいのです。
もちろん朝の苦手な人や前日の仕事が遅くて睡眠不足であるとか、参加し始めはいろいろと言い訳をする人が後を絶たなかったのが、今では、一切何も言わなくなっているというのです。
習慣づけすると身体が勝手に動くのでしょうね。
習慣づけられるまでが、ちょっとだけしんどいのでしょう。
ここで多くの人が、どうせ役に立たないなどの理由をつけて逃げていくのですよ。
朝9時から仕事を始めるとしたら、6時には起きておかなければならない計算ですよね。
そこで思い切って5時に起きて8時に出勤してみてはどうでしょう。
一説には朝の2時間は夜の5時間分に相当するらしいのです。
夜に残業するくらいなら朝早起きして、午前中に集中して残業を減らした方が時間的にも効率がいいですよね。
早く帰れた時間は自分の為に使ってあげましょう。
明日からの仕事への活力も違ってくると思いますよ。
時間管理術
仕事を始めてから、寝坊や交通遅延による遅刻を一度もしたことがない。
すごいね、と言われるが、全くもって普通のことであるし、社会人として最低限ラインのことだと思う。
よく遅刻する学生がおり、そのたびに注意している。
もう二度としないようにしつこく追求する。
遅刻したことに注意をしているのではなく、時間の捉え方や管理の方法を変えるように注意している。
遅刻には必ず理由がある。
家を出るのが遅くなったという理由ならば、遅くなった理由を必ず聞く。
用意が遅くなったと言ったら、家を出るのが遅くなったのではなくて、「起きる時間が遅かった」のである。
つまり寝坊だ。
寝坊じゃありませんと言う学生がいるが、そもそもその考え方が遅刻の原因だと教える。
準備する時間が1時間かかるなら、余裕を持って1時間30分前に起きるなどの生活サイクルに変えれば良いだけ。
また、単に「寝坊しました」という人には寝坊の原因を考えさせる。
たいていが、アラームを止めたあとの二度寝や、寝る時間が遅かったということ。
なぜ起きられないのかまで考えさせる。
目が冴えて眠りにつけなかったといったら、眠れない原因まで考えさせる。
ここまでしなければ、遅刻グセのある人は治らないのだ。
朝に準備がかかるなら、夜の内から洋服のセットや朝ご飯の下準備をすれば良い。
夜眠りにつけないなら、お風呂に入る時間や食事する時間を調整したり、ストレッチを取り入れれば良い。
このように、どんな人でも必ず遅刻を防ぐことができるのに、言い訳だけして、時間の捉え方が間違っていたことを認めようとしない。
その考えを注意するのが私は正解だと思う。