映画館
映画はレンタルで見るという人が大多数だとおもいますが、映画館派の私は是非映画館で観る事をお勧めします。
なぜかというと、音響が自宅より格段に良いのと、大画面!という事ではないでしょうか。
最近では大型テレビも普及して5.1chスピーカと組み合わせる事によって自宅でも映画館のような臨場感を味わえますが、やはり本物には到底及びませんよね。
ただし、映画館で自宅感覚の人がたまにいますが、携帯電話や私語は厳禁です。
このような場所の身の弁え方こそが、マナーであり、親から子へと受け継いでいくべき社会生活に関する教育のひとつでしょう。
相手の立場を考えて行動出来る人と、そうでない人がいますので、画一的なやり方では、バラツキが出るのも当たり前です。
だからこそ、躾けの範疇にも入る訳ですね。
マナーを守って楽しく観ましょう。
映画館は現象傾向にあるから、そんなマナーは必要ない、という極論を展開する人がいますが、非常に視野の狭い思考に陥っている証拠ですね。
映画館に限ったことではなく、美術館でもどこでもいいのですが、訪れる場所に応じて、やっていい事と悪い事の判断が出来るようになる事が目的です。
点の教育ではなく、線の教育ですよね。
映画のワンシーンで、ラスベガスで豪遊するところでは、日本は無いのに、なぜアメリカにはあるのか、という質問に答えることも親の務めです。
真相がわからなくても、ちょっとウイットに富んだ回答でいいのではないでしょうか。
映画に出てくるようなオシャレな自宅がうらやましい。
ポップコーンは帰りにね
久しぶりに映画館で映画を観た!
映画館で観ると音響に包み込まれる様な感じがしてドキドキ感が半端ない。
本当は1作品だけのつもりだったけど、映画館の雰囲気に負けて2作品も観てしまった。
2作品目はとてつもなくつまらない映画だったんだけど…時間を無駄にしたって気持ちにはならなかった。
これがレンタル屋でDVDを借りて自宅で観たとしたら…きっと腹が立ってただろうし、レンタル代と時間を無駄にしたって思ってただろうなぁ。
映画を観終わって帰る時にホップコーンを買った。
普通は映画を観る前に買って観ながら食べるんだろうけど、小さい時に親と映画館に行った時、親が帰りにポップコーンを買ってたから私もそういう風な感じになってる。
ポップコーンを食べながら帰ってる時に、ふと私が人生で初めて映画館で観た作品って何だったんだろう?と思った。
でも思い出す事は観た作品の事じゃなくて、映画館に行く前日にワクワクして寝れなかった事とか、映画館に到着してすぐにポップコーンを指差して「あれ食べる!」って言ったのに「帰りにね」って言われて悲しかった事とか、周りの大人がみんな泣いていてお母さんの方を見たらお母さんも泣いてて、お父さんの方を見たら唇をプルプル震わせて目に涙をためていた事とか、帰りにポップコーンとジュースを買ってもらった事とか、そんな事ばかり思い出してしまう。
結局、何の映画を観たかは思い出せなかったけど、映画ってそれで良いのかもしれない。
いつだって観た作品より周りの思い出の方が心に残ってる様な人生でありたい。