盆栽

盆栽は、「bonsai」として、世界中で知られるようになりました。
伝統的なわび・さびのニュアンスを取り入れながらもルールに捉われすぎず、現代的な空間にもコーディネートできる盆栽も多く見られるようになったからでしょうか。

単なる「鉢植え」と盆栽の違いは、鉢植えは花や葉をより美しく鑑賞するために改良された園芸種が多いのに対し、盆栽は、鉢を含め、花や草木が本来持っている美しさを存分に引き出し、自然の風情を楽しむところです。

「豆盆栽」と呼ばれる、手のひらサイズの盆栽にも、小さいながらも季節を楽しんだり、自然を感じたりできる奥深さがあります。そのさまは、小さな宇宙とまで言われるほど。
これまであった盆栽のイメージを捨て、一鉢持ってみるのもよいかもしれません。

盆栽と言えば、サザエさんに出てくる波平さんがイメージされるためか、年配の方のポピュラー趣味として人気でしたが、実は結構な出費であり、余裕が無いと満足に出来ないのが現実なのだそうです。
最も、高く売ろうとする人は熱を上げているようですが、そのような邪念があると、かえってダメらしいですね。

自然の力は侮れませんね。
サボテンは人の心を読むと言われていますが、盆栽にも似たような能力があるのでしょうか。

盆栽の先生は、カッコよく輸入車を乗り回しており、輸入車自宅出張車検のサイトでお世話になっているらしいです。
元々はエンジニアだったようですが、盆栽は設計図通りには育たないね、なんてセリフがいかにもな感じです。

なんと自分で盆栽のデータベースや水遣りの管理をWEBで展開しているそうで、製品化出来たら売るのだと息巻いています。

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