中国では何でも多めに

初めて日本の会社に就職して、お客様にお茶を入れるのがよくある仕事です。
その時、いっぱい入れました。
先輩が見たら、それがだめと言われました。

いっぱい入れたら早く帰ってくださいとの意味で、8分ぐらいでいいそうです。
中国では飲み物もご飯も、他人にあげるなら、いっぱい入れたほうが友好の気持ちを伝えます。
仲がいいからいっぱいシェアする、けちではないからたくさんあげるという考え方です。

飲み物やスープがあるものなら、いっぱい入れて、確かに運びにくいですが、そうします。
ご飯など、山ほど入れて、胃の小さい人にとって、つらいことになるかもしれません。

なので、中国に行って、主人側からいっぱいもらったら、誤解しないように対応したほうがいいと思います。
こうした文化の違いがストレスになることがありますが、日本の常識は世界の非常識ということもあるでしょうから、受け入れるしかないですね。

常識というものは、思い込みに通じることもあります。
しかし、我々日本人が考える常識は、実は非常に狭い範囲の中だけで通用するものなのかもしれません。
グローバル社会となり、インターネットの普及で世界が身近になってくるほど、固定観念を振り払う必要があります。

「そんなの常識だよね」
と口にする人がいますが、これこそ狭量な思考を代表する言葉だと思いますが、いかがでしょうか。
あなたの常識は世界で通用しますか?

グローバルな交流のための外国語

今の時代、グローバルな交流が進められているという事もあり、母国語と外国語を多用出来たら視野が広がると思う。

自分の祖父母が、英語を話す事ができるという事もあり、小さい頃から興味がありました。
よく、祖父の友人(アメリカの方)が遊びに来たりと、外国語に触れる機会が沢山ありました。
私の父親も祖父母の影響で外国語の大学に行っていました。
外見は、外国語を翻訳、通訳など出来なそうな容赦ですが、よく外国語の本を見るときにそのまま自分で翻訳して腕試ししながら、楽しんで読んでいます。
妹にも影響して、通訳になりたいと言っています。
私も本を読みながら翻訳を目指しています。
ハードルを高くすると、洋楽などを毎日聴くようにしています。
今になっては、小さい時の経験が今になっては外国語を勉強して、母国語以外の言語も分かるようになりました。
祖父も祖母も皆で会話も出来るようになって、とても喜んでいます。

私の友人から聞いた話ですが、外国語を翻訳する時、英語の文を直訳すると日本語の文の方が多くなってしまうので、出来るだけ外国語の意味を「変えず、崩さずに」きちんとした日本語の訳文を伝えないといけないという重要な仕事だそうです。
例えば、学校の英語の教科書などでは自分である意味「翻訳」するという事です。
なので、翻訳している方達の「少ないスペースで翻訳しないといけない」というプレッシャーや子供にもわかり易く翻訳しようとする、翻訳家のプロとしての意識を感じることが出来たと思います。
ですから、翻訳をしている方たちは、少ないスペースに言葉を詰め込まないといけないという事なので、本当に外国語と母国語を分かっていないと出来ない仕事だと知りました。

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